導電繊維編み込み靴下を用いた足首および足趾の曲げ計測手法

我々は,導電繊維が編み込まれた靴下を用いて足首および足趾を曲げを計測する手法を提案しました.足首および足趾の計測には,関節を曲げた際に導電繊維同士が接触し,短絡することによって抵抗値が減少する性質を用います.靴下に抵抗値を計測するための回路のみを接続して用いるため,追加のセンサを必要とせず,軽量・柔軟であり,靴を履いた状態でも計測できます.